あまり知られてませんが震災時の津波、九十九里の一部でも大きな被害があったんです。
実は我が家・・というかおじいちゃんが三十数年前に建ててくれた平屋建てのお家がありまして。。
田舎のない我が家にとっては正に田舎そのものでした。
子供の頃からず~っと毎年欠かさず通い続けた場所。
い~~~っぱい思い出が詰まった場所。
ずっとずっと通い続けるって思ってました。
夏は水着姿でタオルだけ持ってテクテク遊びながら歩いて海へ。
遊び疲れるまで遊んで帰ってお風呂にみんな一緒にドボンって飛び込む。
風呂から出たらスイカ食べて昼寝。。
書いてるだけであの空気やら匂いやら・・忘れてないんだよな~
昔から比較的地震の多い場所だったらしく、私は記憶にないけど敷地内で地割れしたこともあったらしい。
でも、まさか津波が来るだなんて思ってなかったな・・。
去年の地震の直後、津波警報見ながら、ま、まさかね?・・って思ってました。
でもやっぱり心配で調べていると・・えっ?あれっ?あれれっ??もしかしたマズイんじゃない??って
一週間後、東京ではまだガソリンを並んで買っていた頃、従兄弟と待ち合わせて様子を見に行くことに。
近くなるにつれ道路には津波にあった家財道具がだされていれ、あらやっぱり大変そうって
覚悟を決めてお家にたどり着くと・・庭には流されてきた草木がごっちゃりある割に家はちゃんとある!
な~んだ、大丈夫だったんじゃん♪って思い室内に入ると・・・。
あっ、やっぱり
でも室内のあまりの惨状に大笑い
この時点でなんか吹っ切れちゃった感じはあったかも。
結局家財道具全て、地元消防団&ボランティアの方々のお世話になりながら道路に運び出し、家じゅうの泥も片付けて終了。
気になって近くの川の様子を見に行ったら、堤防はあっちこっちで決壊
水位も過去に見たことない程高く(ってか普通ありえないところに水が・・)自然の恐ろしさを実感しました。
防風林の松林も・・あの~、全然木がないんですけどぉ~
そんなこんなで、どうする??って相談しながら修理の見積もり取ったりもしたけれど・・今だにそのまま。
ばぁばに言わせるとまだ地震あるかもしれないし・・とか、なんだかんだこれからのこととか考えると結局方向性も決まらず・・放置状態。
おばあちゃんが亡くなってからは草刈りやらなんやら結構大変で、年に何度か遊びに行きながら従兄弟と一緒に広く遊べるようにってちょこっとお邪魔な木をバッタバッタと切り倒し、おばあちゃんが大事にしていた立派な藤の木もでっかいハチの巣ができてたのでって・・・切っちゃったんです。
大好きだったおばあちゃん、実は今日3月10日が命日。。
心の奥底で実は・・おばあちゃんが怒ってるのかな?・・なんてかなり後ろめたく思ってたりして
ダラダラと長くなりましたが・・要はこのお家に遊びに行けなくなったのでキャンプでも行ってみる?ってなことで、そこからめでたく我が家のキャンプライフが始まったという訳なんです、はい
でもよく考えたら・・道具持ってなくてもず~っとアウトドアっぽいことしてたんだよな~。
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